腐女子丸出しのブログ。ほぼマイナーCP推奨です。
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続きものです。
これでも、最初はギャグ予定だったんだ・・・
よろしければ、下へどうぞ。
平行世界、とでもいうのだろうか。
見覚えのある風景、見覚えのあるロボットたち。
何もかも基本は同じ。
ただ違うとすれば― 。
『落ち着いたかい?』
目の前にコップが差し出される。
『・・・その性格、だな』
それらを受け取り、静かに液体を注ぐ。
見覚えのあるどころか、毎日見ていた部屋の中。
色が加算して、違った風にも見える世界を眺める。
『あぁ、だいぶマシにはなった』
『そうか、それは良かった』
何故だか酷く調子が狂う。
『・・・どこから来たのか、製作者は誰なのか、
名前は何なのか、できたら教えてもらえるかな?』
口調が子供をあやすソレに変化した。
そのことにいらついた。
全てにイラついた。
短針を一本打ち込む。
『?!っ、何をする?!』
『お前の顔にイラついた。あと、お前にボクの事を教える義務なんて何一つ無い。
ボクはボクだ。子供扱いするな、そこら辺のロボットなんかと一緒にするな!!!』
我ながら酷いこじつけだと思う。
心が感情的だった。失態だった。
ごめんなさい。
『っ、癇癪を起こすなら外でやってくれ。
何か気に障ったのなら謝るが、やっていい事と悪いことがあるだろう?!
それくらいも分からないのか?!』
そう、その態度だ。
『何故ボクがお前に謝らなくてはいけない?!
理由はいった筈だ!!!お前の顔がイラついた、と!!!』
『それが理由になる訳あるか!!!いいから、謝れ!!!』
『断る!!!』
『二人ともケンカはやめなさいっ!!!』
鋭い声がした。
『エレキマン、それでこの子の名前は分かったのかしら?!大人気ないわよ!!!』
『え?!いや、それは、だな・・・』
『ちょっと、そんな事もまだ聞けてないの?』
『スマン・・・』
・・・同じような事もあるものだな。
『あなた、名前は?』
緑の目で僕を捉える。
『・・・タ、タイムマン・・・』
逆らわないほうが身の為かもしれない。
『そう。タイムマンっていうの。・・・製作者は誰か教えてもらえるかしら?』
視線を下にやる。
『・・・言いたく、ない』
そう答えるのがやっとだった。
製作者なんて言える訳がない。
この世界で異質なのはボクだから。
だれもボクを知らないのだから。
エレキマンがいるということは、少なくともライト博士はいるのだろうか。
おそらく他のライトナンバースも。
この世界にもワイリーはいるのだろうか。
身震いがした。
( タイムマン、あなたってば、 寝顔もまた可愛いのですね・・・ )
この懐かしい声もきっと幻聴だ。そうに違いない・・・と思いたい。
こんな台詞でさえも、何度も言って欲しいなんて。
もっと聞きたいと思ってしまうなんて。
これでも、最初はギャグ予定だったんだ・・・
よろしければ、下へどうぞ。
平行世界、とでもいうのだろうか。
見覚えのある風景、見覚えのあるロボットたち。
何もかも基本は同じ。
ただ違うとすれば― 。
『落ち着いたかい?』
目の前にコップが差し出される。
『・・・その性格、だな』
それらを受け取り、静かに液体を注ぐ。
見覚えのあるどころか、毎日見ていた部屋の中。
色が加算して、違った風にも見える世界を眺める。
『あぁ、だいぶマシにはなった』
『そうか、それは良かった』
何故だか酷く調子が狂う。
『・・・どこから来たのか、製作者は誰なのか、
名前は何なのか、できたら教えてもらえるかな?』
口調が子供をあやすソレに変化した。
そのことにいらついた。
全てにイラついた。
短針を一本打ち込む。
『?!っ、何をする?!』
『お前の顔にイラついた。あと、お前にボクの事を教える義務なんて何一つ無い。
ボクはボクだ。子供扱いするな、そこら辺のロボットなんかと一緒にするな!!!』
我ながら酷いこじつけだと思う。
心が感情的だった。失態だった。
ごめんなさい。
『っ、癇癪を起こすなら外でやってくれ。
何か気に障ったのなら謝るが、やっていい事と悪いことがあるだろう?!
それくらいも分からないのか?!』
そう、その態度だ。
『何故ボクがお前に謝らなくてはいけない?!
理由はいった筈だ!!!お前の顔がイラついた、と!!!』
『それが理由になる訳あるか!!!いいから、謝れ!!!』
『断る!!!』
『二人ともケンカはやめなさいっ!!!』
鋭い声がした。
『エレキマン、それでこの子の名前は分かったのかしら?!大人気ないわよ!!!』
『え?!いや、それは、だな・・・』
『ちょっと、そんな事もまだ聞けてないの?』
『スマン・・・』
・・・同じような事もあるものだな。
『あなた、名前は?』
緑の目で僕を捉える。
『・・・タ、タイムマン・・・』
逆らわないほうが身の為かもしれない。
『そう。タイムマンっていうの。・・・製作者は誰か教えてもらえるかしら?』
視線を下にやる。
『・・・言いたく、ない』
そう答えるのがやっとだった。
製作者なんて言える訳がない。
この世界で異質なのはボクだから。
だれもボクを知らないのだから。
エレキマンがいるということは、少なくともライト博士はいるのだろうか。
おそらく他のライトナンバースも。
この世界にもワイリーはいるのだろうか。
身震いがした。
( タイムマン、あなたってば、 寝顔もまた可愛いのですね・・・ )
この懐かしい声もきっと幻聴だ。そうに違いない・・・と思いたい。
こんな台詞でさえも、何度も言って欲しいなんて。
もっと聞きたいと思ってしまうなんて。
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