I need you ! （輪王）

ブログ開始半年企画のリクエスト物です。

Ｒ－１８　とさせていただきます。

リクエストされたミコト　様以外のお持ち帰りはご遠慮ください。

よろしければ、下へどうぞ。

まだ続きます。










今日もリングがいない。


今日も仕事で研究所を離れている。




I　need  you!



『・・・まだ、帰れないのか？！』

仕事だということは理解している。
自分の部屋を行ったり来たりしていても、埒が明かない。




ただ今の時刻は午前二時。

博士やお嬢様、他の皆は当然、眠っている訳だが、私は一人、眠れずにいた。


理由は簡単。
いつも夜中にひっそりと訪ねてくる者がいないからだ。



眠ろうとしても眠る事は出来ない。



温かい唇の感触。


絡み合う吐息の湿り気。


緩慢な愛撫に耐えかねて、先を急かしたと時の表情。


もう慣れた痛みと、それを上回る確かな快楽。


優しい言葉に、熱が伝わる指先。



・・・夜はまだ長い。

長すぎて、永すぎて、もうどうにもならない。








『・・・まだ、帰れないのか・・・。』

仕事だという事を、理解はしている。
各自に割り当てられた部屋で行ったり来たりを繰り返していても、時間は潰せない。




ただ今の時刻は午前二時。

もう他のロボットは眠りに就いているのであろう。


・・・眠れない。
こんな時に限って、あの人の姿が浮かぶのだ。



眠ろうとしても、眠る事は出来ない。



温かい唇の感触。


絡み合う吐息の湿り気。


私の愛撫によって崩れ、乱れた淫靡な表情。


僅かに残る肉の抵抗と、知り尽くした性感帯。


何よりも甘美な言葉に、熱が伝わる指先。



・・・夜はまだ長い。

長すぎて、永すぎて、もうどうにもならない。