[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回の続きです。
それでもよければ下へどうぞ。
「で、どこに行くの?」
「・・・え?」
「だから、どこに行くの?」
「・・・考えてなかった・・・」
やっぱり それか。
「あと、僕は水の中しかいられないからね。」
「ん、分かってるよ・・・」
必死に考えている様子が可愛らしい。
そんな事を思っていると、何かを閃いたらしい。
「そうだ、俺が水ん中 行けばいいんじゃん。」
馬鹿か。
「そんなコトしたら、ショートするに決まってるだろ!?」
思わず口調が乱暴になる。
「だって俺、そうこう 厚いから、博士が少しくらいなら
水 平気だって・・・」
「それでも、ショートしたらどうすんだよ!?」
「うー、だって俺、バブルと散歩したいし・・・」
「だって、じゃない!!!」
クラッシュが壊れてしまったら僕が困る。
いや、僕だけじゃない。
皆が困る。
それほどまでに、キミは皆から愛されているんだ。
「でも、博士がいいって・・・」
「本当に?」
「ホントだよ・・・」
「本当の本当に?」
「ホントだってば!!!」
何で信じないのかという目で僕を見てくる。
「博士なら出掛けてないよね?」
「? う、うん。 何すんの?」
「博士に確認をとる。」
後ろでギャーギャー騒ぐクラッシュは無視して、
博士と通信する。
そんな様子も可愛いなんて思えるなんて、
僕はそろそろメンテに行った方が良いのかも知れない。

