ある意味、これも ６

続き物です。

逆襲。








『はぁっ・・・、あ・・・。』

体内から、性器を名残惜しく引き抜く。
拡張された中に隙間が生まれる。


『大丈夫、ホロくん？
いくら、ロボットとはいえ、・・・さすがに五回は厳しかった、よね・・・。
人間だったら、枯れてるな、絶対。
じゃあ、これで・・・』


『っやだ・・・。』


言葉が途中で遮られる。


『やだぁっ・・・、足りないっ・・・。もっと、してぇ・・・！！！』


『・・・あのー、ホロくん？
言いにくいけど、五回、イってるんだよ？
俺まだ二回だし、出来るなら、もっと気持ち良くしてあげたいけど・・・。
コレ以上、ヤるとさすがに体、ヤバいよ・・・？だから、駄目。』


『ヤダぁ！！！たりないのぉっ！！！もっとシたい、いれてほしいの・・・！！！』


子どもの様に駄々を捏ねる。
言っている言葉はアレだけれども。


『・・・ホロくん、ちょっと、色んなトコ、丸見えっ・・・。
あんまり足、広げないのっ！！！ドキドキすんでしょっ・・・！！！』


『やーっ！！！スネークのが、ほしいのぉっ・・・！！！』







しまった、と思ったときにはもう遅く、奪い取られていた。


何を？


アノお薬が入っていた小瓶を。

薬の入っていた小瓶を傾け、残滓の雫を口に含む。



そして。


『っ！？』


やけに甘ったるい味がした。

舌を絡め、唾液が流し込まれてくる。


結果、嚥下。

以下省略。





『・・・これなら、大丈夫、でしょ？』

軽く勃ちあがってきた前を押さえつける俺に、そう言い、微笑む。


『・・・駄目だって、やっぱり・・・、ね？』


『でも、勃ってる。ねぇ、いいでしょ、スネーク？』




立場逆転。


たった一、二滴でも、あの薬の効果は凄まじかった。


ホログラムが、甘えるように俺に抱きついてくる。


『おれだってまだ、足りないの。・・・分かるでしょ？おれの欲しいモノ。』






さらにとどめの一言。





『スネークので、おれを、きもちよくして？』






ごめんなさい。もう無理です。


我慢できません。