正真正銘の大馬鹿野郎！（光壊）

百件目の記事は光壊って決めてたんだ・・・

と、いう訳で光壊です。
最後ちょっと下ネタ。


よろしければ、下へどうぞ。








正真正銘の大馬鹿野朗！







『フラッシュが好きだから、俺はちゅーもしたいし、ぎゅーもしたいの！』

『そんな恥ずかしい事、よく言えるな・・・。』


呆れた風にそう返せば、唇を尖らせて尋ねてくる。


『・・・フラッシュは、俺とちゅーしたり、ぎゅーってしたいとは思わないのか？』


近い。

近い。

近い。


息がかかりそうなまでに顔を近付け、不安そうにこちらを見る。


『・・・フラッシュのバカ。』

馬鹿はどっちだ。


言葉で言わなくても、解れよ。
行動で、・・・いつも示してるだろ。


『・・・俺がいつ、お前を嫌いって言ったんだよ。』

距離はそのままに、この馬鹿に言ってやる。


『・・・好きも言ってない。』

『好きだ。』

間髪を入れずに言う。


『バーカ。』

呆気にとられたその顔に、その唇に、キスもくれてやる。


『・・・っ、ひきょうだぞ・・・。』


『卑怯も何もねぇよ、ボーっとしてんのが悪ぃんだよ。』


『バカ！！！じゃあ、もう一つ忘れてんだろ、もう一つ！！！そこまでしっかりやれよ！！！』


『言ったな！！！お望みどーりしてやるから、俺がこれからナニしても怒んじゃねーぞ！！！』


・・・我ながら素直じゃない、馬鹿、だな・・・。


『そんなコト、とっくに覚悟してんだよ、こっちは！！！とっととしろよ！！！』


『その言葉、よく覚えとけよ！！！後悔してもしらねーからな！！！』


『しねーよ、バカ！！！』



・・・やっぱり、二人とも本当に大馬鹿なんだろう。

それはもう、かなりの。