モデストマーキング（泡壊）

ブログ開始半年企画のリクエスト物です。


リクエストされた　ぽらっきー　様以外のお持ち帰りはご遠慮ください。



！ATTENTION！

・泡が病んでる、かなり病んでる

・なんか本当にスミマセン・・・

・短い

・改行がとても多いよ！

以上の事がよろしければ、下へどうぞ。

『なぁー、なにしてんの？バブル？』


唇にぬめりを感じる。






モデストマーキング





『・・・消毒。』


『しょーどく？』


『そう。消毒。』


この行為がなぜ消毒なのか。


『なんで、そんなコトするんだ？』


『・・・さぁ、何でだろうねぇ・・・。』


バブルは笑ったまま答えない。


『くすぐったい・・・っ。』




『動かないで。』

急に厳しく言われた。
俺には、他に何もすることがないので、大人しくそれに従う。



『・・・僕にはこのくらいしか出来ないからね・・・。』

『・・・バブル？』


言っている意味がよく分からない。


『・・・はい、おしまい。クラッシュ、もう動いてもいいよ。』

『・・・分かった。』


『なぁ、なんで、・・・あんなコト、したんだ？』

もう一度尋ねてみる。



『・・・僕にも、良く解らないや。』

そう言って、薄く笑う。



俺にだって分からない。


唇に唾液を塗る行為が何を示すのか。

バブルが何を思っていたのか。

何であんな悲しそうな顔をしてたのか。



俺には分からない。





『俺、分かんない・・・。』


『解る必要はないよ。』

不意に頭を撫でられた。

『クラッシュはそのままでいいんだ。・・・そのままで。』


見ると、バブルが笑っていた。


とてもキレイに。



怖いくらいに。




撫でられるのが気持ち良くって俺はそのまま目を閉じて、
まどろみの中に堕ちていった。