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続き物です。










『こんなトコ、初めて来た!!!スゲーっ!!!キレーっ!!!』

目の前には花畑が広がっていて、甘く芳しい香りが辺りに漂って、胸の中に充満します。




無邪気にはしゃぐクラッシュを見ても、今さら彼らの良心は痛みません。

もうとうに、そんなものは捨ててしまっていたのです。

彼と出会い、恋焦がれたその日から。
それからというもの、クラッシュを自分のモノにすることしか、頭に浮かばないのです。



『すげー、キレイだぞ、あの花!!!』

クラッシュの思いは飛躍しやすく、今はただ、花に夢中になっています。

『・・・クラッシュ、教えて欲しいんじゃ、ないのか?』

痺れを切らしたメタルが多少、不満そうに尋ねます。

『んー・・・、あとちょっと、花、見てたい・・・。』




メタルたちはその答えを、少し不満に思いました。

しかし、ここで彼の機嫌を損ねてしまうと、元も子もありません。
それに、まだまだ時間はたっぷりありますし、
どうせ溺れさせてしまう気なのですから、焦ったって状況は変わりません。


そこで彼らは、暫くクラッシュに時間を与え、
嬉しそうに花を鑑賞するクラッシュを鑑賞することに決めたのです。




細い腰に、白いラインを描く下半身。
ラインのくっきりと出た太股に、もう治まっている小振りな秘部。

女性的な丸みは無いけれども、それでも、柔らかそうな印象を受ける尻。


そして何より、その瞳。





彼らはその身体に自分がどうしようもなく欲情していることに気が付きました。


今すぐにでも押し倒して、自分のモノにしてしまいたい。

その身体の隅々を余す所無く、暴いてしまいたい。

快楽に濡れた声をもっと聞きたい。

その声で、自分の名前を呼んでもらいたい。

自分の為だけに、微笑んでもらいたい。



自分無しでは生きられないようにしてしまいたい・・・。


そんな想いが彼らを責め立てます。
どうして、自制が出来ましょうか。




『・・・クラッシュ、もういい、か?』

とうとう、我慢出来なくなったフラッシュが尋ねました。

『ん。もういいや。』

クラッシュはどうやら満足した様子で、ニコニコと満面の笑みを浮かべています。

『そうか。・・・いいか、クラッシュ。今からする事は、とても大人なコトなんだ。
少し痛いかもしれないが、・・・ガマン、出来るだろ?』

『・・・頑張って、みる・・・。』

不安げに俯いてしまったクラッシュに、クイックが優しく声を掛けます。

『大丈夫だ、クラッシュ。痛いのは最初だけだから。』








そのうち、痛みなんて忘れてしまうくらいの、快楽を教えてやるよ。





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