われらが君よ、どうかご情愛を （鋼壊・速壊・光壊＋触手＋道具）

ブログ開始半年企画のリクエスト物です。

Ｒ－１８　とさせていただきます。

リクエストされた　匿名　様以外のお持ち帰りはご遠慮ください。


～注意～

＊鋼壊・速壊・光壊　要素があります。

＊つまり、三人です。

＊さらに、触手、道具使用描写も出てきます。

＊エセ童話風です。

以上のことが平気な方は、下へどうぞ。


思いっきり、趣味に走りました。苦手でしたらスミマセン。
返品可能です。そのときは何か別のものを。

いつものごとく、続きます。








われらが君よ、どうかご情愛を




あるところに、とても可愛らしいロボットが一人で森の中に住んでいました。

翠緑のジェードのごとく煌く眼に、こづくりに整った、
美しい、というよりは、まだ幼さの残る顔立ち。

それでいて、無垢で、無邪気で、人を疑うことを知らないのです。
ただ少々、口が悪いところもありますが、それもまた、
彼、（そう彼なのです）の魅力の一つの要因にたちどころに代わってしまうのです。

彼には三人の友人、といえるかは分かりませんが、
彼にとっては確かな友人が三人、いました。
それまで、ずっと彼は一人ぼっちでしたから、それはそれは、とても喜びました。

なにせ、三人もの友達ができたのですから。





彼らについて、少し説明をしましょう。

まず、クラッシュほどではないにしても、少し小柄なのがメタル。
次に、長躯でありながら、しなやかさをも併せ持つ青年が、クイック。
最後に、他の三人に比べ、体躯が立派なのがフラッシュ。

彼らはどうしようもなく恋焦がれていました。
そう、彼、クラッシュにです。


彼らは下心があってクラッシュに近付いたのです。

しかし、クラッシュはそれを知る由もありません。
なぜなら彼は、無垢で、無邪気で、疑うことを知らないのですから。


これは、彼らにとって残念な事でもあり、
また、大きなチャンスでもありました。

彼を自分の好み通りに変える事が出来る。
しかも、相手は無条件にこちらを信頼し、
愛の施しを喜んで受け入れてくれるであろう・・・。

そこで彼らは、一計を案じました。

まず、クラッシュに快楽を徹底的に教え込むことが必要であると考えたのです。








この森には、人を魅せると恐れられている者達がいました。


そう、それが彼らなのです。

そんな森に一人で暮らしているクラッシュは、いわば、生贄なのです。



人間ではなく、ロボットを捧げる。

人々はそうやって、火の粉を振り払ってきたのです。







『フラッシュ！！！クイック！！！メタル！！！』

クラッシュは森の奥で彼らを見つけると、名前を呼んで一目散に駆けだしました。


『おはよー！！！』

子どもらしい、ふっくらとした幼さの残る頬を、
鮮やかに紅潮させながら、クラッシュは彼らに朝の挨拶をしました。



『おはよう、クラッシュ。』
と、メタル。


『はよ。』
と、クイック。


『・・・はよ。』
と、フラッシュ。



『今日は何して遊ぶんだ？』

好奇心に満ち溢れた表情で、翡翠の目を輝かせクラッシュは尋ねます。









『『『そうだな・・・』』』





彼らが口を開きました。







『『『今日はイイコト、しよう？』』』