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トード逃げて、超逃げて。
これで完結です。
『・・・分かってんじゃん、ホロくん。それとも、何?
ずっと俺とヤりたかったとか?』
『どこまで自信過剰なんだっつーの。
俺はテメーが大っ嫌いだ。顔に痰吐いてやりてぇぐらいにな。』
『そりゃあ、どうも。俺は好きだよ?ホロくんのコト。
そんな態度のトコとか。
・・・犯したいくらいに。』
俺に出来ることはただ一つ。
オリジナルを守ることだけだ。
スネークの手が俺の太股を撫であげる。
『すぐに気持ちよくなって、それ以外、何も考えられないようにしてやるよ。』
熱く湿った吐息が耳朶にかかる。
『んっ、っ、できるも、んならやっ、て、みやがれ。この、早漏ヤロー、が・・・
・・・俺は、どうなってもいい。ヤりたきゃ、ヤればいい。』
『何だよ、急に。萎えるじゃん。』
あからさまに嫌そうに顔を顰める。
『・・・オリジナルには、オリジナルにだけは、手を出さないで、くれ。
俺はどうなっても、良い、から・・・』
オリジナルを守れるならば、それが俺の本望だ。
本格的に萎えた。
つまんねぇ。
ジェミニもホロくんも見せつけちゃってさ。やってらんねーよ。
仰向けのホロくんには、もう興味を無くし、早々に上から退く。
『同じこと言ってんじゃねーよ・・・』
『はぁっ!?』
俺が入る余地ねーじゃん。まぁ、それを壊すのが楽しいんだけど。
でも。
今日は。
『オメーらの自己愛に免じて、勘弁してやるよ。』
『意味分かんねーこと言ってんじゃねぇ!!!』
ギャアギャア騒ぐホロくんは無視して歩き出す。
ふと上を向くと、まだ空が青かった。
今日は、もう一回、アタックしてみっか。
トードくんに。

