これが俺らの幸せ論理 （光壊人間パロ）

人間パロになります。

よろしければ、下へどうぞ。

『ロボットになれねぇかなぁ・・・』


コイツはいつでも突然だ。




これが俺らの幸せ論理




『はぁ？馬鹿だろ、お前。ゲームとかのしすぎ。これから少し控えろよ。』

『ヤダ。あと、馬鹿って言うな。馬鹿って言うほうが馬鹿なんだよ、ハゲ。
分かったか、ハゲ。』

『オメーもハゲハゲ連呼すんじゃねぇ！！！このトリ頭！！！』

『言ったな！！！』

いつもこんな感じで会話が進む。

まさに、売り言葉に買い言葉。

だけど、不思議と仲は良い。



それが俺らの関係。



まぁ、俺がアイツより大人なだけだろ、普通に。




『でさー、ロボットにさー、なれたらさー、俺、やりたいことあんだよね。』

『いい歳してさーさー伸ばすんじゃねーよ、鬱陶しい。
・・・で、何なんだ、ソレ？』

 
『やっぱお前も興味あるんじゃん。』

『うっせー。とっとと、続けやがれ。』

えっとさ、と言葉を一度切る。

『・・・ロボットになれたらさ、お前の考えてることが解る、かもしれねーじゃん。』



コイツはいつでも突然だ。



お前は続ける。

『コードとかつないでさー、こう、電流がビビビッ、ってなって。
それでお互いの考えてることが解んの。
俺さー、たまに不安になんだよね。
・・・ちゃんと、好きでいてくれてるかなって。』


『・・・そんな事、考えるまでもねぇだろ。
分かりきったこと、聞くんじゃねぇ。』


少し恥らいながらそう返す。

『そんなこっぱずかしい事よく言えるな。
少し考えりゃ、解んだろ。馬鹿だろ、お前。』

『馬鹿って言うなー！！！
ハゲのくせに生意気なんだよ、いつもいつも！！！』

『なんだよ、ソレ！！！馬鹿を馬鹿って言って何が悪いんだよ、馬鹿！！！
あと、ハゲって言うなっつってんだろ！！！』






・・・お前と同じ事考えてた、なんて絶対に教えてやらねぇ。



俺だって、たまには『愛されている』か、不安になんだよ、悪いか！？