三歩進んで、二歩下がる。要は一歩前進 （蜂植物）

！注意！

・蜂の一人称が『僕』

・植物の一人称が『私』

・植物→木　前提

・蜂がテンション高い

・蜂がナチュラルにストーカー

・蜂がウジウジなヘタレ

まだ続きます。



以上を許せるという、勇者の方は下へどうぞ。

私だっていくら何でも、『近寄らないで』は言い過ぎたとは思う。




でも、だからって、



遠くからコッチを見ることはないんじゃない？




三歩進んで、二歩下がる。要は一歩前進

 

今日で何回目の溜め息か。

原因はアイツに決まってる、アイツに。



『全く、一体何なの・・・』


あ、いけない。もう一回溜め息が出た。




気をとりなおして、もう一度。

アイツっていうのは、さっきからコッチを見てくる、蜂型のロボットのこと。

いや、さっきからではない。

昨日もおとといも、その前の日もずっとコチラを見てくるのだ。



お前、仕事はどうしたんだよっ！？　って、こっちが逆に聞きたくなるぐらい
振り向けば、アイツがいる。


私がフラワーパークの中の薔薇の様子を見に行けば、
向こうもついてくるし、他の所へ移動してもついてくる。


おまけに、私が振り向くと、さっと隠れちゃうし。

どこの忍者だよっ！？っていうツッコミはひとまず置いといて。
でもね、隠れきれてないんだよ、翅とか、翅とか、翅とかが。

どうせ隠れるならもっと上手く隠れてよ。





こうなった原因は分かってる。

そう、私が悪いのだ。

そりゃあ、少しは言いすぎたかも知れないけれど、
こんな陰湿な嫌がらせ、ってあまりにもそれはひどいんじゃない？





と、いうことで。
今日、私ははっきりと言ってやるのだ。






いいかげんに鬱陶しいと。