title="ATOM" href="http://11924192.blog.shinobi.jp/ATOM/"> シュガーBWB 二人遊び (速壊) 忍者ブログ
腐女子丸出しのブログ。ほぼマイナーCP推奨です。
[117] [116] [115] [114] [113] [112] [111] [110] [109] [108] [107]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



若干病み気味の速壊エロス。

R-18 でお願いします。

よろしければ、続きからどうぞ。












二人遊び



やって来た少年型ロボットに破れ、
壊された兄弟たちの弔いも満足に出来ないまま、
博士の命により逃げるように隠れたあの日。


生き残ったのは俺とクラッシュの二人だけ。




俺にはこの事実さえあれば、十分だ。





毎日の日課である、真夜中のランニング。

以前は早朝だったのだが、今はそうはいかずに、
已むを得ず、時間帯をずらした。

何を呑気な、と言われるかもしれないが、俺は止めはしない。


辺りは森で囲まれていて、静かに木の葉を揺らしている。

いつものごとく、日課を消化したところで、『家』へと戻る。

無機質なコンクリで囲まれた檻とも、座敷牢ともいえそうな
小さな『家』に俺とクラッシュは二人で生活をしている。



簡単には開かない扉をこじあけ、俺は言う。


『ただいま。』


家の中は薄暗く、ぼんやりと明かりが点いており、
そこに佇む影を浮かび上がらせていた。


『・・・。』


無言で俯いたまま、俺の方にすりよってくる。
もたれかかる。熱い吐息が胸の辺りにかかる。



ふと、目をこらすとクラッシュの足の太股の辺りが、濡れていたことに気が付いた。





『一人で、シてたのか?』



クラッシュは答えない。




だが、自ら腰を擦り付けてくる動作と、
熱っぽく潤んだ瞳とが雄弁に物語っている。


自分の帰りを待ちきれなかった、のだろうと思うと、
堪らなく愛おしさを覚える反面、このまま焦らしたい気持ちとが混ざり合う。



そんなことをおくびにも出さず、俺はわざと丁寧に尋ねてやる。



『これから、どうなりたい?』



期待が割、迷いが二割含まれた視線で俺の顔を一瞥、
クラッシュは、はっきりと断言した。







『もっと、気持ちよくなりたい。』






PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
zinbi
性別:
非公開
自己紹介:
最近はロックマンに絶賛ハマり中。
壊と泡と木と王と蛙が好きだ。

ちなみに、山梨県民。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
バーコード
忍者ブログ [PR]